僕が僕であるために・・・バイクパッキングに絶対に欠かせない3つのキャンプアイテム

近年徐々に注目が高まっているバイクパッキング(バイクツーリング)。

バックパッキングの自転車版というのが一番イメージしやすく、もともとトレイル(舗装路以外の道路)やシングルトラック(シングルトラック)のバックカントリーをオフロードの自転車で荷物を積載し旅をするもの、しかし日本のバイクパッキングはキャンプ地までの道のりはすでにインフラが整っており、きれいな道が多かったり、未開地に着いてもそこで勝手にテントを張っていると法律違反となってしまったり、寝ていると怖いお兄さんが集まってくるといったトラブルに見舞われます。

そのため、本場欧米ではMTBが主流なのに対し、現在日本のバイクパッキングではオンロードの自転車、つまりロードバイクを使用しキャンプ場に宿泊する人が大半となっています。

▲(参考)ロードバイクでキャンプにでかける際の標準的な装備

 

前置きが長くなりましたが、平たくいえば自転車乗る+キャンプする、旅をする、他のアクティビティを同時に楽しむということでしょうか。(海外でもバイクパッキングとはなんぞや、バイクパッキングと自転車ツーリング何が違うの?という議論がされています。)

まだまだ未知数のバイクパッキングの定義ですが、そこは難しく考えずキャンプ用品持って自転車で出かけよう!というのが本題になります。

しかし自転車でキャンプにでかける以上、装備品をいかに軽量にしていくかというところです。

お気に入りの軽量ロードバイクに重くて大きい荷物を積んではせっかくのライディングも台無しです。

 

そこで今回はバイクパッキングにはなくてはならないキャンプ用品3選をご紹介。

 

と・・・その前に補足。

全てのアイテムで言えることですが、自分が求める僕が僕であるために買わなきゃいけないアイテムが人それぞれ異なるという点です。

バイクパッキングをやる時期、距離、自転車etcによってアイテムを変えていくのが理想的です。

 

キャンプの極意は「何を持っていくかではなく、何を置いていくか」です。

ここはめんどくさがらず、理想的な姿を求め、装備品を吟味しましょう!

 


1.テント、タープ


テントの大きさと仕様はトレードオフ、どの大きさまで妥協できるか、走行の快適性と着いたあとの快適性どちらを重要視するのかが決定の決め手です。

大まかに階層をつくると、タープのみ/棺桶型テント(虫平気な人/テントは寝るためだけ派の人)→シングルウォールテント(室内ジメッとしても気にならない人)→ダブルウォールテント(荷物大きくなっても気にならない人)と順に携帯サイズが大きくなっていきます。

 

・タープ・ツェルト

出典:Amazon

販売価格(※):19,440円(税込)

サイズ:280 x 280cm

本体重量:約500g

出典:Amazon

付属品:ガイライン6本、スタッフバッグ

独自形状で、メーカーサイドでも自転車をポール代わりにしたりツェルト型にしたりと、さまざまなスタイルを提案しています。

※情報は投稿時点に公表されている数値に基づきます。
またタープの使い方もYoutubeなどで紹介されていてその使い方は未知数です。

 

・棺桶型テント

出典:Amazon

販売価格(※):25,600円(税込)

本体重量:約510g

完全防水、蚊帳、底面つきとコンパクトな携帯性ながらテントとしてもスペックが保証された魅力的な一品ですね。

※情報は投稿時点に公表されている数値に基づきます。

 

・シングルウォールテント

出典:Amazon

販売価格(※):62,557 円(税込)

サイズ:127/107(長辺/短辺)×208×102cm(奥行き×幅×高さ)  収納サイズ:15×23cm

防水性のある生地1重構造。透湿性・防水性と相反した特徴を1枚の生地でまかなうことは難しく、結露が気になるところですが室内の広さ、携帯性に優れています。

※情報は投稿時点に公表されている数値に基づきます。

 

・ダブルウォールテント

出典:Amazon

販売価格(※):37,908 円(税込)

サイズ:長さ210cm×幅90cm×高さ55cm、収納サイズ13×13×30cm

世界トップクラスの軽量性と過酷な環境下に耐え得る高い剛性を備えます。ダブルウォールでありながら魅力的な携帯サイズです。自分も愛用してます!

※情報は投稿時点に公表されている数値に基づきます。

 

※注意※

テントは、テント自体の収納サイズとは別に梁であるポールの折りたたみ寸法(長さ)も確認しておきましょう。

ハンドリングに影響を及ぼさないために、ハンドルバーバッグに比較的軽量なテントを収納する場面が多くあります。

しかしロードバイクのハンドル幅よりもテントポールが長い場合が大半です。

その場合トップチューブにポールだけ固定するなどのアイデア(参考リンク)が必要となってきます。

愛車と一緒に寝る。ソロキャンパーのためのミニマルツールームテント発売。

 


2.寝袋(シュラフ・スリーピングバッグ)、シュラフカバー


寝袋(シュラフ)は行く時期、場所によってとんでもない選択ミスをしてしまうリスクがあります。夏、平地でのキャンプであれば、シュラフカバーだけで十分な場合もあれば、標高が高ければ夏でも寝袋とは別に防寒グッズを持っていく必要があるかもしれません。あまり考えず選択し、夜寒すぎて眠れないといった次の日のコンディションに影響してくるような事態を未然に防ぎましょう!※寝袋の使用温度帯はしっかり確認して選びましょう!

 

・寝袋(シュラフ・スリーピングバッグ)

出典:Amazon

販売価格(※):32,400  円(税込)

サイズ:205cm(全長) 65cm (幅)35cm(足元)

収納サイズ: 22 x 15 cm  最低使用温度 10℃~8℃

最大の特徴はそのコンパクト軽量設計、足元が究極に細いマミー型のため多少窮屈感があるかもしれませんが積載量を大幅に節減できるところを考えればバイクパッキングの利にかなった製品と言えそうです。

 

・シュラフカバー

出典:Amazon

販売価格(※):11,500  円(税込)

サイズ:225×84cm

収納サイズ:8×5×18cm

重量わずか180gと、寝袋用の防水カバーとして世界最高レベルの軽量性を実現したスリーピングバックカバー。縫い目にはフルシームシーリングを施して高い防水性を確保しつつ、通気性に優れ蒸れを大幅に軽減する。

 

出典:Amazon

販売価格(※):2,209 円(税込)

サイズ : 91×213cm

収納サイズ : 径6.5×9cm

使用時のガサガサ感がなく、しなやかな素材。ブランケットより密閉性が高く、保温効果に優れています。自分も愛用してます!

 


3.ロールマット、インフレータブルマット、コット


スリーピングマットも同様にメリット・デメリットがあります。就寝する場所が岩場であればロールマットが便利かもしれませんし、積載スペースが限られていればコンパクトになるインフレータブルマットが便利かもしれません。地べたに寝袋で十分と侮るなかれ、次の日腰痛で自転車走行もままならないということがないよう準備していきましょう!

 

・ロールマット

出典:Amazon

販売価格(※):5,040  円(税込)

サイズ:51×183×1.5cm

収納サイズ:51×20cm

保温性が高く、就寝時の快適性は抜群。走行時かさばりますが、テントと一緒に丸めてハンドルバーやキャリアにくくり付ける人も多いようです。

 

インフレータブルマット

出典:Amazon

販売価格(※):9,900  円(税込)

サイズ: 183 cm x 54.6 cm x 4.4 cm

収納サイズ: 8.9 cm x 15.2 cm

インフレータブルのため、空気漏れのリスクはありますが携帯性は抜群です。空気を入れる手間がありますがふくらませる箇所が限られているため、時間もあまり要しません。自分も愛用してます!

 


 

冒頭でも記述した通り、バイクパッキングは複数のアクティビティを同時にこなす事で楽しみを倍増できるというところが大きな魅力になります。

しかし通常のキャンプと違うのは、「備えあれば憂い無し」というのが逆効果になってしまうところ。

しっかり荷物を吟味し、快適なライディングを楽しみましょう!

 

※注意したいこと※

ラストコンビニ、ラストスーパーはかならずチェックしておきましょう。

事前に泊まる場所はしっかりと調べておきましょう。

日本国内の土地はすべて誰かの所有物です。所有者に許可なくキャンプを行わない。侵入しない。

バイクパッキングを日本に文化として確立するために、わたしたちがしっかりとマナーと節度を守っていきましょう。

 

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