
いつまでも見てられる!?ホイールの振れを自動で調整するマシーンがすごい件
10万円でもエントリーといわれるほど、高価なロードバイク。
ロードバイクの価格を聞いた時の一般の方の反応で一番多いのは・・・
「原チャリ買えるやん!?」じゃないでしょうか。
さらに、完成車を購入しても「ペダルがついてないんだよ」なんて日には、
「こがれへんやん!?」という返しがくるのが定番ですが、
自転車の完成車に負けず劣らず高価なのが、ホイール。
シマノのエントリーホイール「WH-R501」の前後セットでも1万円。(当然タイヤとチューブは別)、
同メーカーのデュラエースグレード「WH9000(C24)」なら前後セットで10万近い価格です。
さらに高い価格のものはゴロゴロと存在するので、自転車沼とはよく言ったものです。
そんな自転車のホイールですが、その構成材料にもそれぞれ名前があり、
主に「リム」「スポーク」「ニップル」「ハブ」で構成され、
スポーク(細い棒状で何本もある)を、ニップル(ナットみたいなもの)で締め付けることで成り立っています。
この何本もあるスポーク、締め付ければ締め付けるほど「張力(テンション)」が増していきます。
ただ強く締め付ければそのスポークの張力があがるため、全体のバランスが崩れてしまいホイールを回転させた時に波打ってしまいます。
このスポークテンションを調整し、ホイールが波打っている状態=振れ(フレ)を取る作業を「振れ取り」と言います。
通常は下記のような「振れ取り台」と言われる専用の台を用いますので、人力=手作業ということになります。
出典:Amazon
しかし、多くの場面で実際は振れ取り専用の「振れ取り機」というマシンが使用されています。
ホイールは、何十万円もする製品が存在する世界ですが、必ずしも安いから機械、高いから手作業とは限りません。
高級品でも機械は使われます。精度、機械にかける時間、素材によってコストが変わり、そこにブランド料がオンされます。
ロードバイクに乗っている人でも、実際にホイールの自動振れ取り機をお目にかかれる機会はないとおもいますので、ここで動画をご紹介したいとおもいます。
ホイールの自動振れ取り機、見たことがある人は少ないと思います。
何十万円もする製品が存在する世界ですが、必ずしも安いから機械、高いから手作業とは限りません。高級品でも機械は使われます。
精度、機械にかける時間、素材によってコストが変わり、そこにブランド料がオンされます。 pic.twitter.com/AgZ9nozfAz
— ドッペルギャンガー@新製品ラッシュが常態 (@DOPPELGANGER_JP) 2017年1月20日
ほかにもYoutubeでいつくか動画が見られたので下記にピックアップします。
Bicycle wheel auto assembling machine = 自転車のホイールを自動で組み立てる機械、ですね。
こちらは、ホイールだけでなく台湾のGIANTの生産ラインの多くを見ることができます。
こちらも興味深い動画です。
こちらはリムの生産過程も確認できます。
いつまでも見てられそうですね。
ほかにも自転車工場のラインは見どころがたくさんあるのでYoutubeをチェックしてみてください。