
「キャンプとは、何を持っていくかではなく、何を置いていくかだ。」
大変ごもっともではありますが、何を置いていくかもさっぱりわからない人にとっては、酷な話です。必要な物を忘れたり、不要なものを持っていっては、せっかくのバイクパッキング(自転車キャンプ)が台無し。
そこで、キャンプを知り尽くし、自転車技士有資格者であり、細かいっちゃあ細かいけど、割とスパッと判断する男、私 red が、バイクパッキング(自転車キャンプ)に必要と考える、これさえ揃えれば、大体OKという、忘れ物防止リストを大公開します。
携行品
| 必要レベル | コメント |
お財布(お金) | 必需品 | 長財布など普段使っているものではなく、防水性や携帯性が高いものを使用。 |
スマホ(携帯) | 必需品 | 道に迷った場合、事故などの緊急連絡のためにも必須。 |
モバイルバッテリー | 必需品 | 電波の届かないキャンプ場では、電波をサーチしてスマホの電池消耗が激しくなる場合も。 |
保険証 | 必需品 | 急な体調不良で病院に立ち寄る場合を想定。 |
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設営
| 必要レベル | コメント |
ソロテント | 必需品 | 軽量で携帯性の高いソロテントを使用。テント内で活動できるダブルウォールがおすすめ。 |
ペグ | あったら便利 | テント付属のペグとは別に、キャンプサイトの土質にあわせて対応できる予備のペグ。 |
ロープ | 必需品 | トラブル対応や洗濯物を干したりなど、極めるほどに必要となる万能アイテム。 |
グランドシート | 必需品 | テントに標準でグランドシートが付属しない場合がほとんど。体圧のかかった地面からの浸水対策。 |
タープ | 断捨離すべし | テント内で活動できないソロテントの場合は必須だが、タープのいらないテントをまず選びたい。 |
ハンマー | 必需品 | ペグを打ち込むために必要だが忘れがち。石で代用できるが、現地で手頃な石が見つからない場合もある。 |
ランタン | 必需品 | 夜間テントサイトの照明として使用。1泊であれば携帯性の高い電池式のランタンがおすすめ。 |
ヘッドライト | あったら便利 | 夜間に設営や食事を行う場合に、頭につけるタイプのライトがあれば、手が自由になって便利。 |
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装備
| 必要レベル | コメント |
サドルバッグ | 必需品 | ペダリングにより左右に揺れるため、着替えなど、軽量で形状が維持できる長ものの入れる。 |
フレームバッグ | 必需品 | 収納スペースが狭いため、ロープや携帯ポンプ、テントポールやハンマー、修理キットなどを収納する。 |
ハンドルバッグ | 必需品 | 寝袋やテントを収納するスペースだが、ドロップハンドルの場合は収納する荷物の幅に注意。 |
ステムバッグ | 必需品 | フレームバッグによりボトルケージが使用できないので、手元にボトルを収納するスペースとして使用。 |
フォークバッグ | あったら便利 | スペースの問題からテントや寝袋が収納できない場合、増設が可能な最後のスペース。重心が低く重いものに適している。 |
輪行バッグ | あったら便利 | 体調不良や機材トラブルで自走が難しくなった場合の移動方法として、輪行の準備は行っておきたい。 |
携帯用ポンプ | 必需品 | 長時間走行することで、パンクに遭遇する確率はあがる。自力で修理できる準備は必須。 |
パンク修理キット | 必需品 | 同上 |
交換用チューブ | 必需品 | 同上 |
携帯用工具 | 必需品 | 同上 |
ビニールテープ | あったら便利 | タイヤが裂けたりバーストした際に、タイヤの裂け目をリムごと巻きつけることで緊急対応。 |
サイクルライト | 必需品 | 夜間走行のため必須。ランタンやヘッドライトを忘れた場合の代替品としても活躍する。 |
サイクルロック | 必需品 | 道中で買い物や食事をする場合。テントサイトでの自転車盗難を防ぐ。 |
ボトルケージ | 断捨離すべし | フレームバッグを取り付けた場合、使用できない。 |
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食事
| 必要レベル | コメント |
ドリンクボトル | 必需品 | 走行中の水分補給は重要。キャンプサイトの道中では自動販売機やコンビニがないことは十分に想定できる。 |
補給食 | 必需品 | 消費するカロリーを回復するだけでなく、熱中症対策として塩タブレットなども携帯しておきたい。 |
食料 | 必需品 | 道中で調達できればベスト。ただし、購入した食料を収納するスペースは確保しておくこと。 |
飲み物 | 必需品 | 同上 |
クッカー | 必需品 | カップラーメンの場合でもお湯は必要。鍋やフライパンとなるクッカーセットが便利。 |
バーナー | 必需品 | 薪や炭火でも良いが、時間がかかり、鍋もヤニやススで汚れ、熱によって曲がってしまう場合もあるので注意。 |
OD缶 | 必需品 | 携帯性が高いOD缶を使用するバーナーがおすすめだが、一般的なガス缶よりも少し値が張る。 |
十徳ナイフ | あったら便利 | 持ち込んだワインの栓を抜いたり、スモークウインナーを切ったりなど、調理器具として。 |
スプーン | あったら便利 | 予定の食事に合わせて、スプーン、フォークを使い分け。ごみとなる割り箸はできる限り使用したくない。 |
フォーク | あったら便利 | 同上 |
割り箸 | あったら便利 | 同上 |
ステンレスマグ | あったら便利 | 冷たい飲み物にも、暖かいコーヒーにも。道中サドルバックに引っ掛けておくと雰囲気バツグン。 |
アルミテーブル | 断捨離すべし | 大きくかさばるため、断舎離したいのがテーブル。あると便利だが、なくても問題ない。 |
ライター | 必需品 | 焚き火をする際の火種として。雨や寒さ等でバーナーのファイヤースターターが機能しないときにも活躍。 |
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ウェア・着替え
| 必要レベル | コメント |
ヘルメット | 必需品 | 自転車愛好家として、自分のためにも、道中をともにする仲間のためにもマナーとして着用を。 |
グローブ | 必需品 | 腕に負担がかかるためだけでなく、重量の増した自転車は横転しやすく、手をついた際の怪我を予防。 |
ウインドブレーカー | 必需品 | 山間部を走行する場合、急激な温度変化がある場合も。 |
ビンディングシューズ | 断捨離すべし | 替えのシューズを持っていくぐらいなら、キャンプ場での移動が不便なビンディングシューズは諦めたい。 |
ポンチョ | 必需品 | 山の天気は変わりやすく、夜間や早朝にゲリラ豪雨となることもしばしば。雨でも活動できる備えとして。 |
レインウェア | 断捨離すべし | かさばるレインウェアよりも、自転車で走行中でも着用しやすいポンチョのほうがおすすめ。 |
タオル | 必需品 | 汗を拭いたり、夜露でぬれたテントを拭き取ってから収納するなどタオルは必須。 |
衣類圧縮袋 | 必需品 | バイクパッキングで一番かさばるのが着替え。衣類圧縮袋で荷物の大きさを削減したい。 |
着替え | 必需品 | できる限り最低限度の着替えで荷物を減らすことがポイント。 |
寝袋 | 必需品 | 夏用の寝袋、3シーズン用、4シーズン用など様々。ダウンの寝袋がコンパクトでおすすめ。 |
シュラフカバー | 春秋のみ必要 | 高所である場合が多いキャンプ場。夜間や早朝はかなり冷え込み、寝袋だけでは寒くて寝られないこともある。 |
ネックウォーマー | 春秋のみ必要 | 同上 |
アルミブランケット | 春秋のみ必要 | 災害用のアルミ製のブランケットも活用できる。100円ショップで入手でき、携帯性と保温性に優れる。 |
パジャマ | 断捨離すべし | パジャマや寝間着は荷物になるだけなので不要。翌日の服装でねるべし。 |
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アメニティ
| 必要レベル | コメント |
歯ブラシ | 必需品 | 朝晩しっかり磨いてさわやかなキャンプ。 |
洗髪・洗顔剤 | 断捨離すべし | 1日程度であればシャンプーは不要。川に排水する下水施設が整っていないキャンプ場では自然を大切に。 |
虫除け | あったら便利 | 蚊だけでなくアブにも注意。虫刺されもあればベスト。 |
日焼け止め | 夏場のみ必要 | 炎天下での日焼けは体力を奪うだけでなく、日焼けに苦しんでキャンプが楽しめない場合も。 |
ジッパー付き袋 | あったら便利 | 濡れたものやゴミを入れたり、濡らしたくないものを入れて雨対策につかったり、数枚あれば安心。 |
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