
バイクパッキングの次に来るのは、バイクフィッシングなんじゃないか!?
目次
自転車にキャンプグッズや食料品を積載し、キャンプをしながら旅するバイクパッキングと呼ばれるスタイル。
本ブログにご興味を持ってくださった皆様には、もうおなじみのワードかも知れません。
今回筆者が注目したのは「旅」ではなく、「釣り」を目的として自転車で移動する人々。そしてスタイル。
車や電車ではなく、あえて自転車で釣り場へと向かう人々は、いったい釣竿などのグッズをどのように運んでいるのか。
その実態を探るべく、筆者は実際の釣り場ではなく、パソコンでネット検索を始める事にしました。(寒いので・・・)
バイクフィッシング
自転車で釣りへと繰り出すスタイルのことを、ここでは「バイクフィッシング(Bike Fishing)」と呼びたいと思います。
バイクパッキングというワードに影響されたことは、言うまでもありません。パッキングをフィッシングに変えただけです。
5分程の画像検索で、たくさんのバイクフィッシングスタイルを目にすることになりました。
そして驚くことにその多くは、自作によるもの。
画像の転載が難しいこともあり、直接の画像引用は控えたいと思いますが、
例えば、釣竿の固定スタイルだけでも、以下のようなスタイルがあります。
釣竿の固定方法あれこれ
ハンドル&フロントフォーク固定
ハンドルバーとフロントフォークの2点にロッドを固定する方法。
この固定方法がもっともメジャーで、長さがあり持ち運びの難しい竿を、簡単に運ぶ方法として好まれているようです。
ハンドル操作への影響、前輪への巻き込みには十分に注意が必要でしょう。
トップチューブ固定
概ねホイールサイズが大きい自転車(大径車)で採用されている方法。
自転車の全長を利用し、ペダリングの邪魔にならない範囲で上手に竿を固定されているようです。
リールなどを固定した状態の竿には適さないかも知れませんね。
クーラーボックス固定
釣竿ホルダーを搭載したクーラーボックスまたはバッカンをリアキャリアにロープ固定し、そこに竿を差し込むスタイル。
専用のホルダーを利用するため、竿の安定感は高そうです。
ただし、リアキャリアに対してクーラーボックスやバッカンがオーバーサイズ。このボックスは安定しているのかが、非常に気になります。
サイドバッグを利用した固定スタイル
リアキャリアの側面に固定するサイドバッグ(バスケット)ありきのスタイル。
釣竿の固定の方法は上記のクーラーボックス固定タイプと似ていますが、手作りのパイプをバッグ側面に固定し、
そこにロッドを挿すような形式です。
自転車に乗る時に釣竿に足が引っかからないよう、取り付け場所には注意が必要。
専用バッグ(バスケット)をベースにしているため、安定感は高そうです。
自作に用いられるグッズあれこれ
試行錯誤の中で生まれ、多くの場合DIYによって可能となる上述の運搬方法。
皆さんはどういったツールを自作に用いられているのでしょうか。
ロッドホルダー固定具
MINOURA(ミノウラ) ボトルケージホルダー
(出典:amazon)
自転車業界では言わずと知れたMINOURAのボトルケージホルダー。
実は釣り業界においては、ロッドホルダーを固定するためのツールとして愛用されているようです。2つの業界で活躍するすばらしい製品ですね。
固定されるロッドホルダーには、以下のようなものがあります。
ロッドホルダー
ゼファーボート(ZephyrBoat) Z フローターロッドホルダー(筒型)
(出典:amazon)
上記出典元を見てみると、このロッドホルダーを購入している人が、MINOURAのボトルケージホルダーも一緒に購入していることがわかります。
自転車でつりに出かける人って、やっぱり多いんですね。
キャプテンスタッグ 傘ホルダー
釣竿固定専用のアイテムではないですが、取り付け先がフロントフォークを想定されているアイテムなので、
ある程度の固定力はあるのでしょうか。
まとめ
自転車で魚釣りへ出かけていた子供たちが成長し、大人になっても童心のまま自転車で釣りへ出かける。
なんとも微笑ましく素敵なことですよね。それほど自転車と釣りは近い関係にあるように思います。
ただ、その2者の関係を取り持つような製品(釣りグッズ、自転車グッズ)があまりにも少ないのが現状。多くの場合、自作によって皆さんはそれを可能にしています。
そこで気になるのが事故や怪我のリスク。自転車は時に凶器にもなりえますし、自分だけでなく人をも傷つける恐れがあるもの。
筆者が懸念すること、それは過積載や不安定な固定のまま自転車に乗り、釣り場へ向かわれる行為。
そこで私は思ったのです。自転車で釣りに出かけられる専用品をメーカーとして開発しようと。(自転車 + フィッシング グッズの開発)
まだまだ企画段階ですが、どうぞご期待くださいませ。