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今こそ振り返ろう!ドッペルのエイプリルフール企画たち!(2)

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毎年3月になると、にわかに、そしてどこからともなく自然発生的に生ずるミーティングがある。

エイプリルフール企画だ。

 

エイプリルフール企画というものは、十中八九すべる。

すべらない大手は、ものすごい時間とお金をかけて真剣に取り組んでいるのだ。

だが我々はどうだろう。直前になって、やわら動き出す程度だ。

ということは、すべる前提で実施する。むしろすべるために実施する。

であれば自己満足に走ってしまいがちである。

通常であればここで軌道修正する。

しかし我々はしない。軌道修正しない。無垢なままのアイデアをそのまま実施するのであった。

 

それでは第2回目として過去の取り組みの中から2016年のエイプリルフール企画を振り返りたいと思う。

(※前回の第1回目はこちら


2016年エイプリルフール企画 電力自由化により電力事業に参入いたします


自転車をこいで、電気と筋肉を生産する。
人類が滅亡しないかぎり枯渇することのないエネルギー供給への挑戦。

2016年4月1日より実施される電力完全自由化に伴い、東大阪を拠点とする自転車メーカー”DOPPELGANGER”は電力事業へ参入します。

その発電方法は、自社が自転車メーカーであるというアドバンテージに着目し

”人間が消費する電力は、人間の脚力で発電すればよい”という画期的なアイディアから生まれました。

自然エネルギーにも頼らず、己に頼るという前代未聞の発電方法を取り入れ、人間の健康を促進しながらも、

同時に地球へ負担を掛けることのない発電方法を武器に、電力産業に一石を投じます。

 

 

考察(振り返り):

2016年のエイプリルフール企画について、会議は混迷を深め、我々は出口の無いトンネルを突き進んでいるようであった。

そこに一筋の光明が差したのは、あるメンバの「今年の4月1日は、ガチで電力自由化の日なんですよ」という言葉だった。

4月1日にエイプリルフールの意味しか捉えていなかった我々にとって、

もうひとつの拠り所ができたことは、ブレインストーミングの神が舞い降りたも同義であった。

 

次から次へと湧いてくるアイデア。でてくるアイデアに実現性など無視してアイデアをかぶせる者、

アイデアを提案する際にすでに笑いすぎて何を言っているのかわからない者まで出る始末。

 

そして固まった柱はこうだ。

 

多数参加するであろう電力自由化(ガチのほう)。

そこにドッペルが、自転車による人力発電という形で参入するというフックにする。

 

 

そして、電力と言えばワット。ワットと言えばジゴワットだ。(ちがう)

ここでジゴワットについてのうんちくが語られたのは言うまでもないが、

年を近しくする読者の方ならわかろうかと思いますが、ジゴワットと言えばバック・トゥ・ザ・フューチャー。

バック・トゥ・ザ・フューチャーと言えば、ジゴワットだ。(ちがう)

 

ここで、タイムトラベルというアイデアが盛り込まれることになった。

ながれはこうだ。

 

ヒョンなことから未来にタイムトラベルしてしまったある男。

その男は、自分が本来存在すべく過去にもどるために、

タイムトラベルに必要な1.21ジゴワットの発電を人力発電で試みている。

という設定で、主人公はマクフライを文字った「幕府来(マクフライ)部長」となった。

時代考証の結果、彼には少しださめの格好をさせ、主人公としてのキャラクターを確立させるために、

エイプリルフールの特設ページ中に、インタビューじみたものをいれることになった。

これを下記に掲載しておきたい。


完全人力、地球環境にやさしいクリーンエネルギー。
壮大なプロジェクトを動かした責任者の熱き思い。

自分の脚が日本を支えている、
なんだか、わくわくするよね。

人力発電事業部

幕府来(マクフライ)部長

 

– アイディアは何処から生まれた?

ジムのエアロバイクが発想の起源だね、
脚で地球がすくえるんじゃないか?ってね。

水曜日以外は毎日ジムに通ってるんだけど、エアロバイクで最高時速の自己記録に挑んでる時、このエネルギーってもったいないなーって思った時にひらめいたんだ。その時は、相対性理論を発見したアインシュタインみたいな気分だったよ。

 

– これまでの仕事は何をしていた?

社会問題だった自転車盗難問題を解決した、
みなさんご存知の”時給ロック”の発案者です。

自転車の盗難対策に「地球ロック」ってあるでしょ。自転車と柱なんかをまとめてワイヤーロックで鍵するあれ。 でもあれって鍵が壊されたら終わりだよね。自転車を守ってくれるのはロック。じゃあロックは誰が守ってくれるの? そう考えた時、思ったんだ「人でしょ」ってね。時給制で人を雇って、ロックを監視するっていうのが「時給ロック」。理に適ってるよね。ロックを壊そうとしてるところに人が来たら嫌でしょ。 実は今回のプロジェクトは” 時給ロック” の時から暖めてたんだけど、”時給ロック”の成功があったから、今回のプロジェクトを任せてもらえたんだ。 もし成功しなかったらって?もちろん考えたよ、ハローワークに行こうってね(笑)

 

– 今後のビジョンについて。

まずは目標である”1.21ジゴワット”の達成。
早く故郷に帰りた・・・おっと失礼。

始まったばっかりで質問がちょっと失礼だと思うけど、とりあえずは発電目標の” 1.21 ジゴワット” を達成する事だね。そこに到達した頃には、人力発電は安定した電力源だと全世界に認知されているに違いない。でも私はその繁栄した姿が見れるかどうか分からないが・・・。

目標電力の”1.21ジゴワット”まであと


はい。

最後のトークで、1.21ジゴワットに触れることで伏線とした練りに練った計画であった。

しかし、実際はどうだったかというと、エイプリルフール後にわかったことだが、

20代のほとんどが、かの有名なバック・トゥ・ザ・フューチャーを見たことがない、という事実だったのだ。

そのためほぼすべての人がこれがバック・トゥ・ザ・フューチャーのパロディであるということを

できの悪いパロディあるということに全く気づかなかったのだ。

しかし事はすすんでいた。

すでに発注していたのだ・・・なにがって?大量のパンフレットである。

そう、われわれはこのエイプリルフールが受けることを前提として

こともあろうか、マクフライ部長を採用したカタログを大量発注していたのだった。

フォントやアイコンも、古めかしさを演出するためにこだわってつくったにもかかわらずだ。

この時期サイクルモードの兄弟イベント、サイクルモードフェスタに出展し、

消費者の反応を楽しみにしながら配っていたが、消費者からは何の反応もなかった。

「へぇー」「ふぅーん」「・・・(無言)」

商談においても同じくであった。

ニヤニヤしながらカタログあたらしくなったんですよー、などと言いつつ、

面白すぎて吹き出しそうなのをこらえながら、商談相手にカタログを手にとってもらっても、

「少しボリューム増えました?」「アクセサリがたくさん載ってますね」

という反応だけであった。

完全にすべった。アクセス数もそれを物語っていた。

ちくわグリップの比ではなかった。

当時のエイプリルフールページを見たい方はこちら

 

 

我々は2度とエイプリルフールなんてやってやんないよ!と誓ったのであった。(・・・つづく)

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twitterのメインなかの人。趣味は自転車とアウトドア、そしてゲーム。熱帯魚を飼い、カンブリア大爆発関連の書籍を集め、デュエマを嗜む。バイクパッキングを含めキャンプに出かけないとテンションが落ちる持病を持つ。
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