ロックでバイクは守れるのか? 押さえておきたい盗難対策のススメ

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2万4,304件
警視庁が発表している平成28年のオートバイ盗難件数です。宝くじよりも圧倒的に当選確率が高いバイクの盗難。残念ながらその多くが防犯対策をせずに被害にあってます。「まさか、自分のバイクが被害に・・・」と嘆く前に対策をしておきたいものです。
(筆者もかつて悲嘆にくれたことがあります!怒)
とはいえ、相手は窃盗団はプロですから、本気だされたら如何なるロックでもチョチョイのチョイ。打つ手なしに思われるバイクの防犯対策ですが、本記事ではチョット目線を変えて犯人からみた防犯対策をパターン別にご紹介していきます。


盗難防止は『抑止力』である


プロに破れない鍵はない


君がいてくれさえすれば、僕は嬉しんだ。

まず、解錠不可能な鍵があるかを考えてみましょう・・・・はい、ありません。街の鍵屋さんに持ち込めばバイク用ロック程度すぐに解錠できるはずです。
問題は「どれだけ時間がかかるか?」。プロの犯人は窃盗罪(10年以下の懲役または50万円以下の罰金)のリスクと、盗難の難易度を計算します。現場でもたつくほどにリスクは高まるので、そんな物件には手を出したくないのが心情です。ロック一個で3分?30秒?僅かな時間でもかかると思われれば、それは防犯になります。


プロの仕事料は高い


出典:https://www.harley-davidson.com/jp/ja/motorcycles/2019/cvo/cvo-road-glide.html
どう考えても高利益物件↑↑↑↑

プロは気まぐれに仕事をしません。特定の車両の発注を受けるか、バラバラにして売ってしっかりお金になる需要の高い人気車種を中心に仕事をします。見張り役、運転手役、実行役でチームを組むため、複数人分の分前が出るくらい利益がでなければなりません。
例えば新車価格100万円のバイクを盗んだ場合の利益を考えてみましょう。盗難バイクを買う側は中古オークションよりも安く買わないと意味がないので、1年落ちのバイクが最高でも30%程度じゃないでしょうか。一台当たり30万円の上がりだとすると、窃盗チームが100万円の物件を月に3件仕事すれば、一人頭の取り分は30万円以下です。(実際には倉庫費用などの固定費もあるでしょう)
窃盗罪は検挙されれば最高で懲役10年の重罪なので、真面目に働いたほうがいいと思いますが、ともかくリスクが高い上に、盗んだバイクを大っぴらに売るわけにもいかない。なので基本的には高利益物件ねらいです。


『ロック』は時間稼ぎにはなる


Q.バイク用ロックの定番はディスクロックだけ?
ディスクにもワイヤーにも使える南京錠スタイル

製品名:アラームde南京錠 DKL450-BK

窃盗犯が最も嫌がるのは、自分の存在を気づかれること。アラーム付きのロックが作動してしまうと、近隣住人に通報される危険があるので、速やかに立ち去るのが賢明です。
DKL450-BK「アラームde南京錠」は、施錠範囲73mmのロングシャックル。穴の位置が深めのディスクローターも施錠でき、より防御力の高い地球ロック(地面に打ち込んだアンカーなど)のワイヤー連結にも使えます。


Q.ディスクロックは弱いんじゃないか?
ディスクロックのシンプルさは壊しにくい

製品名:アラームディスクロック DKL451-BK

ディスクロックはロックピンが隠れるために、油圧式のワイヤーカッターでは破壊できません。キーシリンダーをピッキングするのが手っ取り早い方法ですが、これまた110デジベルのアラームを鳴らさないようにしなくてはならないので、盗む側からするとシンプルながら嫌なロックです。


Q.チェーン・ワイヤーロックは有効か?
「意識高め」と思わせるワイヤー施錠

製品名:ダブルループエクステンションワイヤー

ガレージの柱などの構造物や、全後輪を連結する施錠方法。油圧式のワイヤーカッターで切断はできるものの、地球ロックを仕掛けるオーナーの防犯意識の高さをアピールできます。ワイヤーと併せてディスクロックの施錠をする人も多いため、盗む側は「複数個」のロックを覚悟する必要があります。



『カバー』で盗難対策を見せない


Q.カバーも盗難の抑止力になるか?
ロックの状況が見えないと所要時間の目処がたたない

製品名:モーターサイクルカバー DCC396-BK

何個のロックで施錠されているか?警報が作動しているのか?こういった情報がわからないと、盗む側はリスク判断が難しくなります。カバーをめくったら複数種類のロックがかかっている場合もあるし、そもそもオーナーでもない人がバイクのカバーをめくっている時点で怪しまれます。
抑止力の基本は相手に「なんか面倒くさそう」と思わせて犯行を未然に諦めさせることにあります。乗車してないときは面倒くさがらずに毎日カバーをかける習慣が愛車を守ります。

製品名:ミドルスクーターカバー DCC500-BK



『ガレージ』でバイク自体を隠してしまう


Q.簡易ガレージでも大丈夫?
盗難にはハイレベルなスキルが要求されます

製品名:ストレージバイクガレージ DCC330

より高い防犯レベルは、車体を全く見えないようにしてしまうことです。獲物が何なのかがわからなければ窃盗のプロは手を出してきません。闇雲に押し入ったはいいが、中身が原チャリでは全く割に合わないからです。閉じられたガレージ内ではバイクカバー以上に、どんな施錠がされているのかがわからない上、最近ではハンターカム(防犯カメラ)が設置されている場合もあり、仕事するにはかなりのリスクを負うことになります。




製品名:ストレージバイクシェルター2 DCC374

約10秒で開閉できるバイク専用シェルター。中身がわからないだけでなく、開閉自体をロックできるロックリングとロックホールがついているので、犯人がシェルターの中にアクセスするためには、盗む以前に「敷地内への不法侵入」と「器物破損」の2つを侵す必要があります。



まとめ

繰り返しになりますが「プロに破れない鍵はない」というのが大前提です。その上で、窃盗犯が「嫌がる」事がすなわち抑止力になります。プロの窃盗団も腕が立つとはいえ、捕まれば最高で懲役10年。難しさを感じれば、そうやすやすと負えるリスクでもありません。
面倒くさがらず毎日のカバーやロック施錠をして、防犯意識の高さをアピールするのが一番の防犯対策。習慣になった防犯対策はスキが見えにくくなりますよ!

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